Notionのタスクが完了したら自動でSlackに通知する方法

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目次

Notionタスクが完了したらSlackに自動通知!ノーコードで実現できる連携方法

タスクの完了報告、毎回Slackで手入力していませんか?
Notionでタスク管理をしていると、「完了したタスクをSlackに自動通知できたらいいのに」と思ったことはありませんか?
実はこの仕組み、プログラミング不要・完全ノーコードで実現可能です。

この記事では、Notionでチェックをつけたタスクを、自動でSlackに通知する方法をご紹介します。
使用するのは、無料で使える自動化ツール「Make(旧Integromat)」。GUI操作だけで設定できるため、ITリテラシーが高くない方でも安心して導入可能です。

「完了ボタンを押すだけで通知が飛ぶ」
このひと手間の削減で、社内のコミュニケーション効率がグッと上がります。
ぜひ、今日からこの自動化を導入してみてください。

こんなシーンでの活用に適しています

① チームでNotionを使ってタスク管理しており、完了報告をSlackで共有している
→ 完了チェックを入れるだけでSlack通知。報告ミスや抜け漏れを防げます。

② プロジェクトマネージャーが、進捗状況をSlackで常に把握しておきたい
→ 自動通知でリアルタイムに進捗が共有され、確認作業の負担も減ります。

③ 社内にツールが多く、なるべく操作を一本化したい
→ 作業はすべてNotion内で完結し、通知はSlack。ツールの使い分けがシンプルになります

Notion × Slack

メリット・Notionでタスク完了にチェックを入れるだけでSlack通知が飛ぶため、報告の手間がゼロに

・Slack通知はリアルタイムに飛ぶため、マネージャーやチームメンバーがすぐ気づける

・ノーコードで構築可能。専門知識不要で、業務の自動化が誰でも始められる
デメリット・Notion単体では通知ができないため、Makeなどの外部連携サービスが必要

・Make側の設定で一部英語表記があるため、最初は画面の操作に少し戸惑う可能性あり
難易度・面倒さ専門用語が少なく、GUI上で「選んでつなげる」だけで設定できるレベル。

画面のステップに従えば初心者でも実装可能。最初の一回だけ20〜30分かかる想定。
特徴・Slack側には好きな文言で通知できる(例:「 タスク『記事作成』が完了しました」など)

・Makeで通知タイミング(即時〜5分おき)などを自由に設定可能
価格
・Notion/Slack:いずれも無料プランでOK
・Make(旧Integromat):月1,000回の操作までは無料プランで利用可
 → タスクの通知が1日30回以下であれば、無料枠で十分運用可能

用意するもの

① Notionアカウント(無料)
 → タスク用のデータベース(表形式)を作成し、「完了」チェックボックス列を用意します。

② Slackアカウント(無料)
 → 通知を送るワークスペース&チャンネルを準備しておきましょう。

③ Makeアカウント(無料)
 → ノーコード自動化サービス。Googleアカウントでそのままログインできます。
 → Notion・Slackと連携する際に一度ずつ許可を与えればOK。

設定手順

🔹Step 1:Notionでタスクデータベースを作成する

1.Notion にログインし、「+新規ページを追加」を作成します

2.ページの中で「Table(テーブル)」を選び、「データベースに変換」をクリック

3.以下のような列を用意します
 ・1列目:タスク名
 ・2列目:チェックボックス形式の列を追加し、「完了」などの名前をつけます


4.チェックが入ったら完了扱いになるように運用します

🔹Step 2:Makeアカウントを作成&シナリオを新規作成

1.Make公式サイトにアクセスし、「Sign up」から無料アカウントを作成します
2.ログイン後、「Create a new scenario(新しいシナリオを作成)」をクリック


3.空のシナリオ画面が開くので、最初のモジュールとして「Notion」と入力し選択します

4.「Watch database items(データベースの変化を監視)」を選択

5.初回はNotionとの接続が求められるので、ログインして対象ページへのアクセスを許可します


6.連携が完了したら、Step1で作ったデータベースを一覧から選択します

7.ここで「Run once」をクリックし、Notionのデータベースに登録されたタスクをMakeが取得できるようにします(Outputに「完了 = true」などが表示されるようになります)

🔹Step 3:「完了したタスク」だけを検出するフィルターを設定

1.Notionモジュールの右に、次のモジュール(Slackなど)を追加して接続します
2.Notion → 次のモジュールをつなぐ「矢印の中央」をクリックすると、「Set up a filter」という画面が表示されます


3.フィルターの名前を「完了タスク絞り込み」などとし、以下の条件を設定します

項目設定内容
フィールド完了(チェックボックス)
条件equals
true(小文字で直接入力する)

4.この設定により、「完了」にチェックが入っているタスクのみが次のステップへ進みます

🔹Step 4:Slackに通知を送る処理を追加する

1.さらに「+」をクリックし、「Slack」と入力してモジュールを追加します

2.「Create Message(メッセージを作成)」を選択


3.初回はSlackとMakeの連携認証が必要なので、ログインして「許可」します

4.通知先チャンネル名を指定(例:#general)

5.メッセージ本文を設定します。

6.設定が終わったら「Save(保存)」→右上の「ON」ボタンでシナリオを有効にします


7.「Run once」で一度テスト実行し、Slackに通知が届くか確認します

このステップを飛ばすと設定通りに定期実行されないので注意しましょう!

🔹Step 5:動作確認を行う

🔹Step 5:定期実行(スケジュール)を設定する
1.Makeのシナリオ編集画面で、Notionモジュール(Watch database items)の左下をクリック
2.スケジュール設定画面が表示されるので、以下のように設定します

  • Run scenario:At regular intervals
  • Minutes:お好きな更新頻度

4.「Save」をクリックして設定を確定します
5.シナリオ一覧画面に戻り、該当シナリオ右側の「ON」ボタンが有効になっていることを確認します(OFFの場合はONに切り替えます)

これで、15分ごとに自動的に実行されて通知が届きます!

よくある質問

Makeの無料プランでどれくらい使えますか?

無料プランでは月1,000回までシナリオ実行が可能です。
1件の完了通知で2回程度のオペレーションが発生するため、月400〜500件程度のタスク通知であれば無料で運用可能です。頻度が多い場合は有料プラン(月9ドル〜)をご検討ください。

Notionのチェックを外してもう一度入れても通知されません

通常、Makeの「Watch database items」モジュールは、新しく追加されたアイテムまたは最終更新日時が変わったものを監視しています。
一度通知されたタスクを編集しても、更新と認識されない場合があります。対応策としては「完了」→「未完了」→再度「完了」にすることで通知が飛ぶケースがあります。

通知内容を自由に変更できますか?

はい、Slackモジュールの「メッセージ本文」欄に、任意の文章とNotionからの変数(例:{{名前}}など)を組み合わせることで、自由にカスタマイズ可能です。
たとえば、以下のような文面にすることも可能です:

なかなかうまくいかないときは?

いくらノーコードツールとはいえ、プログラミングが未経験の方にとっては少しハードルが高く「諦めるしかない⋯」と挫折するきっかけを生みかねません。

「社内で自動化したは良いものの、自分がやめたら引き継ぐ人がいない⋯」

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「わたしが自動化したい内容って自動化できるんだろうか⋯」という方には、少額・短期間での「お試し開発」があるので、お気軽にご活用ください。

まとめ

「Notionでタスクを完了にしたら、自動でSlackに通知が飛んでほしい」
そんな日々のちょっとした“手間”を、この仕組みならノーコード・無料で一発解決できます。

この記事でご紹介した通り、
Notion・Slack・Make(旧Integromat)という身近なツールを組み合わせるだけで、
プログラミングに不慣れな方でも、簡単にSlack通知の自動化が実現できます。

設定は一度きり。あとはNotion上でチェックを入れるだけ。
報告忘れや確認の手間も減り、チーム全体の業務効率が自然と上がっていくはずです。

もし設定に不安がある場合や、より複雑な通知設定・他ツールとの連携なども検討している方は、
プロの自動化支援サービスを活用するのもおすすめです。
「かんたん・確実に・業務にフィットする自動化」を、一緒に構築していきましょう。

自社で自動化する際によくある失敗ランキング

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RPA導入企業の約60%が「あまり活用できていない」と回答

多くの企業がRPAを導入しているにも関わらず、約60%の企業が「期待したほど活用できていない」と感じているというデータです。これは、「導入しただけでは、業務改善につながらない」という現実を示しています。

RPAの効果を実感できない要因は『RPA開発が進んでいない』

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思っていたより設定が複雑で、ツールの仕様を理解する前に挫折してしまうケース。 特にRPAツールやノーコードツールは、「慣れるまでが大変」という声が多いです。

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🥉 第3位:不具合や修正対応に時間がかかる…

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