Googleフォームで登録された内容を自動でSalesforceにリード追加する方法

2025年7月7日

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	1位：ジドウカ	2位：Yoom	3位：UiPath
LP
全体評価	★★★★★	★★★★☆	★★☆☆☆
URL	ジドウカ公式サイト	https://lp.yoom.fun/	https://www.uipath.com/ja
特徴	☑お客様自身で開発する必要がない自動化サービス。 ☑BPOのような感覚で自動化したい内容を依頼することが可能。	☑450種類以上のサービスとの連携が可能。	☑業務フローを視覚化し直感的に自動化が可能。
自動化技術の幅	RPA/ Google Apps Script / VBA / 生成AI / ローコード・ノーコードツール	オリジナルサービス	RPA
ユーザーの開発負担	◎ お客様自身は開発の必要なし	△ 自社で開発が必要	△ 自社で開発が必要
自動化までのフロー	◎ 自動化したい内容を伝えて待つだけ。	△ 自社で要件定義し開発・運用	△ 自社で要件定義し開発・運用
費用	◎ 月額1万円〜	◎ 無料でスタート可能	☓ 52万5000円
こんな方におすすめ	・自動化したい内容が決まっている・手離れよく自動化したい・あまりコストをかけたくない	・社内にエンジニアがいる・自社でノウハウを貯めている・開発・運用体制が整っている	・RPAで自動化できるか業務が何か判断できる人材がいる企業・自社内にエンジニアがいる

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プログラミング不要＆完全無料！GoogleフォームからSalesforceへ自動同期する方法

毎日の問い合わせや資料請求を手作業でSalesforceへ入力するのは大変ですよね。

「フォーム経由のデータを自動でSalesforceのリード（見込み客）に追加できれば、入力ミスや作業の手間が減らせるのに…」と感じている方は多いはず。本記事では、Googleフォームに届いた内容をGoogleスプレッドシートに蓄積し、Make（自動化ツール）を使って自動でSalesforceのリードに登録する方法を、初心者でもつまずかない具体的な手順で解説します。

こんなシーンでの活用に適しています

社内で「自分だけでなく誰でも使える」問い合わせ→リード登録フローを作りたい
営業やマーケティング担当が、問い合わせフォームの情報を手作業でSalesforceに転記している
展示会やイベントで集めた名刺情報を、簡単な入力フォームでそのままリード化したい

Googleフォーム × Googleスプレッドシート × Make × Salesforce 連携の概要

メリット	入力ミス・手作業ゼロ：Googleフォームの情報が自動でSalesforceに反映されるため、転記ミスや漏れがなくなりますデータのバックアップ：スプレッドシートに全データが保存されるため、過去の履歴も確認できます対応スピードが向上：フォーム入力から即時でリードが作成されるので、営業の初動が速くなります誰でも簡単・属人化しない：複雑な設定やプログラムは一切不要。ITが苦手な方や異動・退職時も安心して引き継げます
デメリット	Makeの無料枠には上限あり：無料プランでは月1,000回の処理まで。頻繁な運用や大規模利用には有料プランが必要です Salesforce管理者の協力が必要な場合も：社内ポリシーやAPI（システム連携）制限によっては、連携の承認や設定を管理者に依頼する必要があります外部サービス依存：他社サービスの仕様変更や障害の影響を受ける可能性があります
難易度・面倒さ	難易度：★☆☆☆☆〜★★☆☆☆（クリック操作中心）所要時間：30〜45分必要スキル：マウス操作ができれば大丈夫
特徴	Salesforce公式API（連携機能）利用で信頼性が高いGoogleフォーム以外のさまざまなサービスとの連携も可能（Makeならでは）スプレッドシートにデータが残るため、Excel感覚で管理も可能将来的に他業務の自動化もワンストップで対応できる拡張性
価格	Make：無料プランあり（月1,000回まで）テスト運用や少人数での利用には無料枠で十分対応本格運用（大量の連携や多チームでの活用）は有料プラン（月額10 USD〜）を検討 Salesforce Developer Edition：完全無料（テスト・学習用）本番運用する場合は正式なライセンス契約が必要 Googleフォーム・スプレッドシート：無料合計：テスト環境は完全無料で構築可能

用意するもの

Googleアカウント（Googleフォームとスプレッドシート作成用。会社のGoogle WorkspaceでもOK）
Makeアカウント（無料プランでOK）
メールアドレス（Salesforce Developer Edition登録用）

設定手順

🔹Step 1：Salesforce Developer Edition（無料お試し版）の準備

※すでにセールスフォース活用中の方は、Step2 にお進みください！

1-1. https://developer.salesforce.com にアクセス

1-2. 画面右上の「Get Developer Edition」ボタンをクリック

1-3. 登録フォームに必要な情報を入力（スクリーンショット参照）：

First Name（名）：例：Taro
Last Name（姓）：例：Yamada
job title（役職）：例：マネージャー
Work email（メールアドレス）：受信可能なメールアドレス
Company（会社名）：任意の名前でOK
Country（国）：「Japan」を選択

1-4. 「Sign me up」ボタンをクリック

1-5. 登録したメールアドレスに確認メールが届くので、リンクをクリック

英語で読めなかったので、日本語に翻訳しています。

1-6. パスワードを設定してログイン

1-7. ダッシュボードが表示されて成功！

※赤枠で囲んだページに顧客情報を溜めていくのが今回の目的です！

こんな感じです▽

これでセールスフォースのアカウント準備完了です！

すでにセールスフォース活用中の方は、早速Step2にお進みください！

🔹Step 2：Googleフォームの作成

2-1. Googleフォームにアクセス

2-2. 「空白」から新規フォーム作成

2-3. リードとして登録したい内容を質問として追加例：

「会社名」（記述式）
「氏名」（記述式）
「メールアドレス」（記述式）
「電話番号」（記述式）
必要に応じて他項目も追加

2-4. タイトル・説明文を記入

🔹Step 3：回答をGoogleスプレッドシートに保存する設定

3-1. Googleフォームの画面上部の「回答」タブをクリック

3-2. 右側にある「スプレッドシートのアイコン」（緑色の表のマーク）をクリック

3-3. 「新しいスプレッドシートを作成」を選択し、「作成」ボタンをクリック（スプレッドシートの名前は自動的にフォームと同じ名前になります）

3-4. スプレッドシートが自動的に開きます。これで回答が自動保存される設定が完了！

このスプレッドシートのURLは後で使いますので、どこかにコピペして控えてください。

3-5. フォームに戻り、画面右上「公開」→「回答者へのリンクをコピー」（このリンクは後で入力テストに使います）

※回答を受け付け中の項目が「ON」になっている必要があります。

🔹Step 4：Makeにサインアップ＆ログイン

4-1. Makeにアクセスしてアカウントを作成し、ログインします。

（https://www.make.com/en）

右クリックすると、日本語に翻訳するメニューが選択できますので、当てはまる選択肢を適当に選択しながらお進みください。

ここは適当でかまいませんので、私はとりあえず、GoogleスプレッドシートとGoogle Geminiを選択しました。

4-2. 左側メニューの中から「Scenarios」をクリックし、ページが変わったら、右上の「+Create a new scenario」ボタンをクリックします。

この画面が表示されれば、無事にアカウント開設完了です！

🔹Step 5：Makeで新しいシナリオ（自動化の設定）を作成

1-2. 左側メニューの中から「Scenarios」をクリックし、ページが変わったら、右上の「+Create a new scenario」ボタンをクリックします。

この画面が表示されれば、下準備完了です！さっそく、シナリオ作りに入りましょう！

先に参考用としてシナリオの完成図を貼らせていただきます！

Makeは様々なサービスを簡単に接続できます。しかし、Googleフォームと直接つなげることはできません。スプレッドシートと接続は出来ます。であれば、「Googleフォーム→Googleスプレッドシート」のGoogle標準機能を間に挟めば突破する。という考え方です。

🔹Step 6：Googleスプレッドシートモジュール（Watch New Rows = 新しい行を監視する機能）を設定

6-1. 検索窓に「Google Sheets」と入力し、「Watch New Rows」を選択

6-2. 「Connection」の「add」ボタンをクリック

6-3. Googleアカウントと連携する（下のスクリーンショットと同じように捜査を進めてください）

6-4. 以下の項目を設定：

項目名	入力・選択する値
Connection	上記で接続したGoogleアカウント
Search Method	「Select From all」を選択
Spreadsheet ID	今回用意したスプレッドシートのIDを入力
Sheet Name	用意したスプレッドシートの中のシート名称を入力※上のスプレッドシートIDの読み込みが終わると、選択肢として選べるようになります
Table contains headers	「YES」を選択
Column range	「A~Z」を選択

スプレッドシートのIDは、下に説明を書き込みました！

スプレッドシートIDは、スプレッドシートを開いている状態のURLバーの中から探し出せます。

例えば、

https://docs.google.com/spreadsheets/d/14BxNcme3Dg6yESbIkHoQphM3rOf5QsuppfQ9_-aekUs/edit?usp=sharing

このようなスプレッドシートURLだとすると、

https://docs.google.com/spreadsheets/d/★★★★★★★★★/edit?usp=sharing

★星の部分がIDです。（「d/」と「/edit」に囲まれてる文字です。）

6-5. 「Save」ボタンをクリック

6-6. 「id」を”1”にして、「Save」ボタンをクリック

この「id」は、この処理のスタート行を設定します。このモジュールは、最終行を自動的に裏側で記録します。そこから新しい行が追加されていないか監視を続けます。その一番最初のスタート行は「1」で大丈夫です。

🔹Step 7：Salesforceモジュール（Create a Record = レコードを作成する機能）を設定

7-1. Makeの画面でもう一度「＋」を押し、「Salesforce」→「Create a Record」を選択

7-2. 「Connection」の「Add 」をクリック

7-3. Salesforce Developer Editionと連携：

Connection type は Salesforce を選択

「Save」をクリックすると、自動的にSalesforceと接続されます。しかし、同じブラウザでSalesforceにログイン状態であることが前提です。

もし、Salesforceのログインを求められましたら、Step1 で取得したログイン情報を使って、ログインしてください。その後、同じ手順にて再度接続操作をしてください。

7-4. 「type」をクリックすると選択肢が出てくる欄で「リード」を選択

7-5. マッピング（各項目の紐付け）を設定：

※左側の細かいメニューみたいなのは、スプレッドシートの情報を読み取って、「どの情報を接続しますか？」という一覧です。クリック操作で選択してください

項目名	入力・選択する値
Last Name（姓）	氏名*（C)
Company（会社名）	会社名*（B)
Phone（電話番号）	今回用意したスプレッドシートのIDを入力
Email（メール）	用意したスプレッドシートの中のシート名称を入力※上のスプレッドシートIDの読み込みが終わると、選択肢として選べるようになります

7-6. 「Save」ボタンをクリック

🔹Step 8：動作テスト

8-1. 別のタブでStep 3-5でコピーしたGoogleフォームのリンクを開く

8-2. テスト回答を入力して送信

8-3. Googleスプレッドシートを開き、回答が追加されたことを確認

8-4. Make画面左下の「Run once」ボタンをクリック

8-5. Salesforceの「リード」タブで新しいリードが追加されているかチェック（Salesforceの画面上部の「リード」）

🔹Step 9：本番運転を開始

9-1. テスト成功後、Make画面左下のON/OFFスイッチをONにする

9-2. スケジュール設定で実行頻度を選択：

無料だと「Every 15 minutes」（15分ごと）がおすすめ

9-3. 「Save」ボタンをクリックして有効化

つまずきやすいポイント

(1) Salesforce Developer Editionの登録メールが届かない

原因：迷惑メールフォルダに振り分けられている

解決策：迷惑メールフォルダを確認。15分待っても届かない場合は、別のメールアドレスで再登録

(2) Googleスプレッドシートが見つからない

原因：フォームとスプレッドシートの連携が正しくできていない

解決策：Googleドライブを開き、フォーム名で検索。見つからない場合はフォームの「回答」タブから再度スプレッドシートを作成

(3) Makeでスプレッドシートの列が表示されない

原因：スプレッドシートにまだ回答データがない

解決策：Googleフォームでテスト回答を1件入力してから、Makeの設定画面を更新

(4) Salesforceで「必須項目が不足」エラー

原因：Salesforceのリードに必要な項目が空欄

解決策：Developer Editionでは「Company」と「Last Name」が必須。これらを必ずマッピング

(5) Make無料枠（月1,000回）を超えそう

原因：フォーム回答数の増加、または頻繁なチェック設定

解決策：Makeダッシュボードで使用回数を確認。チェック頻度を下げるか、有料プラン（月10,000回〜）へアップグレード

よくある質問

Salesforce Developer Editionって本当に無料ですか？: はい、完全無料です。ただし、テスト・学習用のため、データ容量に制限があります。本番運用には正式なライセンスが必要です。
Developer Editionで作ったデータは本番環境に移行できますか？: 可能ですが、データ移行ツールが必要です。少量なら手動でも対応可能です。
そもそもAPIって何ですか？: 異なるシステム同士が会話できるようにする仕組みです。今回はGoogleとSalesforceが直接会話できるようにMakeが仲介役となります。
無料でどこまでできますか？: Makeは月1,000回の処理まで無料です。1日約30件のフォーム回答まで対応できます。Salesforce Developer Editionも無期限で無料です。
リアルタイムで連携させたいのですが？: Makeの無料プランでは最短15分間隔でチェックします。即時反映が必要な場合は有料プランをご検討ください。
Makeは日本語対応してないの？: 画面は基本英語ですが、「Continue」や「Save」などボタンを押していくだけ。ブラウザの翻訳機能も使えます。
スプレッドシートの過去データも一括でSalesforceに入れられますか？: 可能です。ただし、大量データの場合はMakeの使用回数に注意が必要です。
フォームの項目を後から追加したらどうすればいい？: スプレッドシートに新しい列が自動追加されます。Makeのマッピング設定に新項目を追加すればOKです。

なかなかうまくいかないときは？

いくらノーコードツールとはいえ、プログラミングが未経験の方にとっては少しハードルが高く「諦めるしかない⋯」と挫折するきっかけを生みかねません。

「社内で自動化したは良いものの、自分がやめたら引き継ぐ人がいない⋯」

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「わたしが自動化したい内容って自動化できるんだろうか⋯」という方には、少額・短期間での「お試し開発」があるので、お気軽にご活用ください。

まとめ

本記事では、Googleフォームの回答をGoogleスプレッドシート経由でSalesforceのリードに自動追加する方法について、初心者の方でもつまずかずに実践できるよう、できるだけ具体的な手順で解説しました。

Googleフォームで集めた問い合わせ情報を、人手を介さずSalesforceに直接連携することで、

データ入力の手間やミスを減らせる
スプレッドシートにバックアップが残るため安心
迅速な営業対応や社内共有がしやすくなる
誰でも扱える仕組みとして標準化できる
完全無料でテスト環境を構築できる

というメリットがあります。

特にSalesforce Developer Editionを使えば、初期費用ゼロで本格的な自動化の仕組みを試すことができます。Makeも月1,000回まで無料で使えるため、まずは小規模からスタートして効果を実感してみてください。

つまずきやすいポイントも押さえていますので、「Salesforceを使ってみたいけど費用が心配」「自動化に興味があるけど難しそう」と思っていた方は、ぜひ手順を参考にトライしてみてください。

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自社で自動化する際によくある失敗ランキング

自動化ツールを導入すれば業務が自動化され、効率が劇的に向上する——。そう考えている企業は多いですが、実際には多くの企業が自動化ツールを十分に活用できていません。有名な自動化ツールであるRPAを例にあげても、導入した企業の実態は理想と大きく異なった結果となっています。

RPA導入企業の約60%が「あまり活用できていない」と回答

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