DocumentAppクラスの使い方

はじめに

GAS（Google Apps Script）はさまざまなGoogleサービスと連携でき、多くの作業を自動化できます。しかし実際に実装しようと思うと、どのような「クラス(class)」や「関数(function)」、「メソッド(method)」が用意されているのか分からず、苦戦している人も多いのではないでしょうか？

そこで今回は「GAS（Google Apps Script）の関数・メソッド一覧」というテーマで解説します。

getActiveDocumentメソッドの使用方法

getActiveDocumentメソッドは、現在スクリプトに紐付いたGoogle Docsドキュメントのオブジェクトを取得します。このメソッドは、特にドキュメントに直接スクリプトを組み込んでいる場合に便利です。

function myFunction() {
  var doc = DocumentApp.getActiveDocument();
  Logger.log(doc.getName());
}

このコードは、現在開いているドキュメントの名前をログに出力します。

openByUrlメソッドの使用方法

openByUrlメソッドを使用すると、指定したURLのGoogle Docsドキュメントを開けます。このメソッドは、ドキュメントのURLを知っている場合に便利です。

function openDocumentByUrl() {
  var url = 'ここにドキュメントのURLを入力';
  var doc = DocumentApp.openByUrl(url);
  Logger.log(doc.getName());
}

このコードは、指定したURLのドキュメントを開き、その名前をログに出力します。

openByIdメソッドの使用方法

openByIdメソッドでは、ドキュメントのIDを指定してドキュメントを開きます。ドキュメントのURLからIDを抽出することが一般的です。

function openDocumentById() {
  var id = 'ここにドキュメントのIDを入力';
  var doc = DocumentApp.openById(id);
  Logger.log(doc.getName());
}

このコードは、指定したIDのドキュメントを開き、その名前をログに出力します。

まとめ

この記事では、GASのDocumentAppクラスを使用してGoogle Docsドキュメントを操作する基本的な方法について解説しました。getActiveDocument、openByUrl、openByIdの各メソッドを理解し、適切に使用することで、GASを活用したドキュメント操作が可能になります。