X(旧Twitter)自動投稿する方法(ブログ記事を自動要約)

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目次

SNSへのブログ記事の要約投稿は、無料の自動化ツールで実現可能

毎回ブログ記事を公開した後に、わざわざ要約を作ってX(旧Twitter)に投稿するのは地味に面倒ですよね。

「もっとシェアしたいけど、投稿文を考える時間がない」「自動でXにも投稿できれば楽なのに…」と感じたことはありませんか?

本記事では、Googleスプレッドシートとノーコード自動化ツール「Make」とGeminiAIを使って、ブログ記事の要約を自動生成し、Xに自動投稿・予約投稿まですべて自動化する方法を丁寧に解説します。IT初心者の方でも迷わず設定できるよう、画像付きでわかりやすく手順をまとめています。日々の情報発信やマーケティングを効率化したい方は、ぜひ参考にしてください。

こんなシーン、こんな方におすすめ!

1 企業の広報担当がブログ更新情報をSNSでも拡散したいとき

 → 記事公開のたびに手動でSNS投稿する手間が大幅に削減できます。

2. オウンドメディアやWeb担当者が複数の記事をまとめてSNS展開したいとき

 → スプレッドシートに記事URLと投稿時間を入力するだけで、自動で順次SNSに投稿できます。

3. 情報発信を効率化したい個人ブロガーやフリーランス

 → 「SNSにも広く届けたいけど、投稿作業に割く時間がもったいない」という方におすすめです。

make × Gemini AI × Buffer × スプレッドシート

メリット・要約文も投稿も自動化できるので、人的コストが削減できる
・IT初心者でもノーコードで運用開始できる
・予約投稿もできるので、計画的なSNS発信が可能
・自分の代わりに24時間、自動でXへ情報発信してくれる
デメリット・無料プランの場合、投稿反映にタイムラグが発生する(最短15分ごとチェック)
・X(Twitter)の仕様変更などで連携が動かなくなる場合がある
・要約文の精度はプロンプト次第で変わるため、思い通りにならないこともある
・初回の設定に少しだけ手間がかかる(アカウント作成やAPIキー取得など)
難易度・面倒さ初回設定はやや手間がかかるが、プログラミング知識は不要

一度設定してしまえば、日常の運用はほぼ「スプレッドシートに入力するだけ」で完了。
特徴・完全ノーコードで、誰でも始められる
・難しいプログラムやコードは一切不要。すべてWEB上の画面操作で設定できます。
・Googleスプレッドシートに情報を入力するだけで、自動で要約文とSNS投稿まで完了
・AI(Google Gemini AI)が要約文を自動生成するため、手間をかけずに「140字以内で分かりやすいSNS投稿文」を量産可能
・予約投稿も可能なので、計画的な情報発信
・プロモーションに最適
・拡張性が高く、「投稿完了フラグを書き込む」「失敗時に通知を送る」など追加カスタマイズも柔軟
価格
※すべて無料で使えますので、どこまで無料で使えるかの補足です。
Make(旧Integromat):月間1,000回までのアクションが利用可能で、本記事の用途であれば無料枠で十分です。
Buffer:3つのアカウントの連携。予約投稿を10件枠で繰り返し利用可能
Gemini(Google Gemini API):本記事の用途での活用範囲なら、ずっと無料。

用意するもの

①Googleアカウント

②X(旧Twitter)アカウント

③Gemini AI の利用パス(APIキー)

④Make(無料プランでOK)

⑤Googleスプレッドシート

⑥Bufferアカウント(無料プランでOK)

設定手順 ※Google Chromeでの操作を推奨します。

🔹Step 1:Googleスプレッドシートの準備

1. Googleドライブを開き、左上の「新規」→「Googleスプレッドシート」をクリックします。

2. 新しいシートのA1セルに「記事URL」、B1セルに「投稿予定日時」、C1セルに「プロンプト」と入力します。

3. 2行目以降に

 - A列:投稿したいブログ記事のURL
 - B列:X(Twitter)に投稿したい日時(例:2025/06/17 10:00)
 - C列:AIに与える指示・命令文

 を入力します。

🔹Step 2:Gemini AIの利用パス(APIキー)の取得

ChatGPTでもOKですが、Geminiですと、クレジットカード登録も不要で無料で使い続けられます。そのため、Geminiを今回は選択しました。

1.Google AI Studioにアクセス(検索で「Google AI Studio」と入力)

2.Googleアカウントでログイン。もしくは、Googleログイン状態で上記ページにアクセス。

※初回はポップアップが出現すると思います。チェックして、同意するボタンクリックで、次に進みます。

3.右上の「Get API key」をクリック

4.右上の「+APIキーを作成」をクリック

5.APIキーの確認

キャプチャ画像では、黒く塗りつぶされていますが、ここに表示された英数字をコピーしてメモ帳に保存 ※この番号は他人に教えないでください

これで、Gemini APIキーの取得完了です!

🔹Step 3:Bufferアカウントを作り、X(旧Twitter)と接続

1.「Buffer」サイトにアクセス。(https://buffer.com/

2.アカウント開設用のメールアドレスを入力して、「Get started now」をクリック

3.パスワード設定の画面に移動するので、入力して「Sign Up」をクリック。

これでアカウントの開設は完了です!

次は、いよいよ、X(旧Twitter)と接続です。

4.「Connect a Channel」をクリック

アカウント取得後、このページに移動しますので、真ん中の青いボタンをクリック

5.X(旧Twitter)を選択

いくつかのSNSアイコンが並んでいますが、今回はX(旧Twitter)を選択します。
(ここに並んでいるSNSに自動投稿ができる訳ですが、一旦Xです!)

6.「ログイン」して、「連携アプリを認証」をクリック

今開いているブラウザで、すでにXにログイン中であれば、下の画面が表示されます。

まだログインされていない状態でしたら、ログインして、再度このページに戻ってきてください。

連携アプリを認証することで、BufferとXが正しく接続されます。

7.「Finish Connection」をクリックして、接続完了!

これで、BufferとXの接続が完了しました!Finish Connection をクリックすると、Bufferのトップページに移動しますが、Buffer操作はここで一旦終了です。

🔹Step 4:Makeでシナリオ(自動化フロー)作成

1.  Makeにログイン&シナリオ作成

1-1. Makeにアクセスしてアカウントを作成し、ログインします。

https://www.make.com/en

右クリックすると、日本語に翻訳するメニューが選択できますので、当てはまる選択肢を適当に選択しながらお進みください。

GoogleスプレッドシートとGoogle Geminiは選択しておきましょう。

1-2. 左側メニューの中から「Scenarios」をクリックし、ページが変わったら、右上の「+Create a new scenario」ボタンをクリックします。

この画面が表示されれば、下準備完了です!さっそく、シナリオ作りに入りましょう!

先に参考用としてシナリオの完成図を貼らせていただきます!

完成図

それでは、ひとつずつ説明させていただきます。

2.  Google Sheets連携

2-1. 画面中央の「+」をクリックし、検索ボックスに「Google Sheets」と入力→選択します。

2-2. 「Search Rows」を選択します。

2-3. 以下の設定を入力・選択していきます。

項目名入力・選択する値
ConnectionGoogleアカウントの選択です。未選択状態であれば「Add」ボタンから「Sign in with Google」をクリックして、任意のアカウントでログイン連携します。
Search Method「Select From all」を選択 
Spreadsheet ID今回用意したスプレッドシートのIDを入力
Sheet Name用意したスプレッドシートの中のシート名称を入力※上のスプレッドシートIDの読み込みが終わると、選択肢として選べるようになります
Table contains headers「YES」を選択
Column range「A~Z」を選択

2-4. 右下の「Save」をクリックして保存

スプレッドシートIDは、スプレッドシートを開いている状態のURLバーの中から探し出せます。

例えば、

https://docs.google.com/spreadsheets/d/14BxNcme3Dg6yESbIkHoQphM3rOf5QsuppfQ9_-aekUs/edit?usp=sharing

このようなスプレッドシートURLだとすると、

https://docs.google.com/spreadsheets/d/★★★★★★★★★/edit?usp=sharing

★星の部分がIDです。(「d/」と「/edit」に囲まれてる文字です。)

3.  WEBサイトにアクセスする処理を追加

3-1. アイコン右側にくっついている「+」をクリックし、検索ボックスに「http」と入力して「Make a Request」を選択します。

3-2. 項目「URL」の入力エリアをクリックして、用意したスプレッドシートの「記事URL」を選択

※右側の細かいメニューみたいなのは、スプレッドシートの情報を読み取って、「どの情報を接続しますか?」という一覧です。

3-3. 項目「Method」は「GET」を選択します。

3-4. 右下の「Save」をクリック。

これで、WEBサイトの読み込みが可能になりました!次は、読み込んだ情報を、要約してもらうために、Gemini AI に渡す設定を行います!

4.  Gemini AI にブログを要約してもらう設定

4-1. 先ほどと同じように「+」をクリックし、「Google Gemini AI」と検索→「Create a Completion」を選択します。

4-2. 以下の設定を入力・選択していきます。

項目名入力・選択する値
ConnectionStep2で取得したAPIキーを入力
AI Model「Gemini 1.5 Flash」を選択 
Role
Messages
 └ Item 1

クリックすると先程のような「どの情報を接続しますか?」一覧が出るので、ステップ3「http」でWEBアクセス取得した情報として「Data」を選択
Messages
 └ Item 2

プロンプトは、スプレッドシートの選択肢からプロンプトを選択
Response Modalities

4-3. 右下の「Save」をクリックして保存

5.  いよいよ最後!X投稿用にBufferの追加

5-1. 先ほどと同じように「+」をクリックし、「Buffer」と検索→「Create a Status Update」を選択します。

5-2. 「Connection」項目で、アカウントを追加します。進めると、以下のページが表示されるので、「Allow access」をクリック。

項目名入力・選択する値
Connection上の認証処理
Profiles
チェックを入れる
Text
Gemini の「Result」を選択
Publication
Date scheduled
スプレッドシートの「投稿予定日時」

これで一通りの設定が完了しました!

この通りに、予約した日時になったら、Bufferのサービスを通じて、Xに要約されたブログ記事が投稿されます!

実行方法

Makeの先程のシナリオ作成の画面左下に、「RUN Time」というボタンがあるのでクリック。

これで、実行が完了すると、Bufferのマイページに予約がセットされているのが確認できます!

この操作は忘れずに!

画面左下のメニューバーの中の、上書き保存は忘れずにクリックしておきましょう!
※筆者は、この操作を忘れて、何度も一生懸命行った操作を吹き飛ばしてしまいました。

よくある質問

記事を公開してすぐに自動で投稿されますか?

Makeのシナリオを実行することで実行されます。あらかじめスプレッドシートにブログURLと予約日時をセットして、実行してください。

要約文がうまく意図通りになりません。どうすればいいですか?

要約の精度はAIへの「プロンプト(指示文)」とLLMモデルによって変わります。たとえば、「専門用語は使わずに一般向けに140字でまとめてください」など、もう少し具体的な指示を追加すると改善しやすくなります。また、記事本文の最初の部分だけを要約対象にする方法も効果的です。そのプロンプトは、スプレッドシートの「プロンプト列」にて調整可能です。

X(旧Twitter)アカウントとの連携がうまくいきません。どうすればいいですか?

Buffer上で正常に接続できているかを確認する必要があります。ステップ3の操作を再度実行してみてください。それでも難しい場合は、Bufferの公式サポートやXの開発者ヘルプもご活用ください。

Xとmakeの連携がなかなかうまくいかないときは?

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まとめ

ブログやオウンドメディアの情報を「もっとSNSでも拡散したい」と感じている方にとって、この自動化は強力な時短ソリューションになります。

Googleスプレッドシートに記事URLと投稿予定日時を入力するだけで、AIが140字に要約し、Xに自動投稿まで完了。

最初の設定さえ終われば、面倒な作業はもう必要ありません。

「もう少しラクに、でもしっかり情報発信したい」そんな悩みをお持ちなら、ぜひ一度この自動化を試してみてください。

自分で運用するのが難しい場合も、業務自動化のプロに気軽に相談できます。

あなたの時間を最大限に活かすために、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

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