Dify × RAGで社内就業規則・規程を秒で検索できるチャットボットを構築した手順まとめ

「有給休暇って何日もらえるんだっけ?」「育休の条件ってどうなってる?」

こんな質問が毎日総務・人事に殺到していませんか?

従来はPDFを開いてCtrl+Fで探すしかなかった社内規程の検索を、誰でも・何度でも・秒で答えられるチャットボットに変えられる時代になりました。

しかもプログラミング不要

Difyという無料から始められるツールとRAG(文書検索+AI回答)の組み合わせで、1〜2時間程度で本格的な社内専用チャットボットが作れます。

総務・人事の問い合わせが激減し、社員満足度も上がる……そんな未来を、今日から自分で作ってみませんか?

目次

完成イメージ

こんなシーンでの活用に適しています

  • 社員から毎日同じような規程質問が来て、総務・人事が疲弊している
  • 新入社員や中途入社者が「就業規則どこ?」とすぐ迷子になる
  • リモートワークが増えて、紙の規程集や共有フォルダを探すのが面倒
  • 規程改定のたびに「どこが変わったの?」と聞かれまくる
  • 社内FAQを作りたいけど、更新が面倒で放置されている

→ 特に50〜500人規模の会社で効果が抜群です。

Difyで自動化する

メリット・プログラミング不要で誰でも作れる
・社内問い合わせが激減
・規程改定後もPDF差し替えだけで更新完了
・引用元(条文番号)が必ず表示されるので信頼性が高い
・無料プランでも社内テストは十分可能
デメリット・超機密文書はクラウド送信されるため、Self-hosted版が必要な場合あり
・PDFがスキャン画像だと検索できない(OCRが必要)
・無料プランは月200メッセージ程度の制限あり
難易度・面倒さ★★☆☆☆(Excelを触れるレベルでOK)
1〜2時間で完成、以降はほぼメンテ不要
特徴・ノーコードツールDify + RAGで文書検索+自然な回答を自動生成
・回答に必ず「就業規則 第○条より」と根拠表示
・Slack/TeamsにURL共有するだけで社内全員が使える
価格・無料プラン:月200メッセージ程度までOK(社内テストに十分)
・有料プラン:月額約$19〜(約2,500円〜)でメッセージ無制限に近い
・社内数人〜数十人利用なら無料で十分回るケース多数

用意するもの

このアプリを作るのに必要なものは、全部無料で揃います
しかも、5〜10分程度で準備完了です!
ITが苦手な方でも、順番にクリックするだけでOKですよ。

・Difyアカウント(無料登録)
https://cloud.dify.ai/ にアクセス
→ メールアドレス(またはGoogleアカウント)でサインアップ
→ 無料プラン(Sandbox)で十分使えます。クレジットカード登録不要です。 (理由:ここがアプリの本体になるプラットフォームです。ワークフロー作成・公開が無料でできます)


準備ができたら、次の「設定手順」に進みましょう。

設定手順

Step 1:社内規程をDifyにアップロードする(所要:5〜15分)

1. 「Knowledge」というアイコン(本のようなマーク)をクリック。

2. 右上に「ナレッジベースを作成」というボタンがあるのでクリック。

3. 「ファイルをドラッグアンドドロップ」と書いてあるので、そこに準備したファイルをマウスでドラッグして落とすか、クリックしてファイルを選択。

4. アップロード完了したら「次へ」をクリック。

   

「経済的」を選択し「保存して処理」をクリック

Step 2:チャットボットを作る(所要:5〜10分)

1. 画面左上の「Dify」アイコンをクリック。

2.「最初から作成」というボタンがあるのでクリック。

3. 「Chatbot」というカード(チャットマークがついた四角)をクリック。

4. 「アプリのアイコンと名前」に名前を入力します。例:「社内規程チャットボット」

5. 「作成する」をクリック。

6. 少し待つと、チャットボットの編集画面が開きます。

Step 3:さっきの規程をこのボットに紐づける(RAGの設定)(所要:5〜10分)

1. 画面のタブで「ナレッジ」というタブを探してクリック。

2. 「コンテキスト」の「追加」をクリック。先ほど作った社内規定が一覧に出てくるので、それをクリックして選択。

3. 設定したら右上の「公開する」をクリック。

Step 4:ボットに「どう答えてほしいか」を優しく教えてあげる(所要:3〜5分)

1. 「プロンプト」に以下の文章をコピペしてください。

あなたは会社の就業規則と社内規程の専門家です。ユーザーが質問してきたら、必ずアップロードした規程文書の中からだけ答えを出してください。答えられないことは「規程に記載がありません」と正直に答えてください。回答の最後には、どのページ・どの条文から答えたかを必ず書いてください。
例:「就業規則 第12条 第3項より」
回答は簡潔で丁寧に。箇条書きを使ってわかりやすくしてください。

2. コピペしたら右上の「更新」→「更新を公開」をクリック。

Step 5:実際に試してみる(所要:5〜15分)

1. 画面右側にチャットウィンドウがあるので、そこに質問を入力してみてください。

   例:

   – 有給休暇は何日もらえますか?

   – 育児休業は何歳まで取れますか?

   – 遅刻したらどうなりますか?

2. 回答の下の方に「引用元:就業規則 第○条」などと書いてあれば成功です!

3.「公開する」→「アプリを実行」で実行可能です。

よくある質問

Q. 私が作ったものを後任に引き継げるか不安…

A. DifyはURLさえ共有すれば誰でも同じボットを使えます。引き継ぎは「このURLをブックマークしておいてね」と伝えるだけ。規程改定時は新しいPDFをアップロードするだけで自動更新されるので、属人化しにくいのが強みです。

Q. 社内で自動化したは良いものの、他部署からも依頼が殺到して自分の仕事が進まなくなる…

A. よくある悩みですね。

そんなときは「全部自分でやる」のではなく、プロにタスク単位でアウトソースするのがおすすめです。

なかなかうまくいかないときは?

いくらノーコードツールとはいえ、プログラミングが未経験の方にとっては少しハードルが高く「諦めるしかない⋯」と挫折するきっかけを生みかねません。

「社内で自動化したは良いものの、自分がやめたら引き継ぐ人がいない⋯」

「一つ自動化したら、他部署からも自動化を依頼されて自分の仕事が進まない⋯」

と不安な方もいますよね。

そこで、おすすめしたいのが「ジドウカ」です。

ジドウカは、これまで合計800タスク以上の業務の自動化をしてきた実績のある法人専用の自動化サービスです。

公式サイトを見る→

業務の一部を“タスク単位”で自動化し、【月額1万円から】安定運用できるサブスクリプション型のサービスです。 タスクを外注するため手離れもよく、技術のことが分からなくても、「こういう作業をラクにしたい」と伝えるだけで自動化することが可能です。

「わたしが自動化したい内容って自動化できるんだろうか⋯」という方には、少額・短期間での「お試し開発」があるので、お気軽にご活用ください。

まとめ

Dify × RAGを使えば、プログラミングが苦手な人でも1〜2時間で社内規程を秒で検索できるチャットボットが作れます。

総務・人事のルーティン問い合わせが減り、社員の疑問もすぐに解消。

規程改定のたびに「どこが変わった?」と聞かれるストレスからも解放されます。

「自分でやってみたいけど不安…」という方は、ぜひ無料で試してみてください。

動かなかったら一緒に直しましょう!

でも「自分でやる時間がない」「もっと高度なカスタマイズが欲しい」「社内全体で安定運用したい」という方は、月額1万円からでプロがタスク単位で自動化してくれる「ジドウカ」がおすすめです。

まずは無料でDifyを触ってみて、自分でできる範囲と外注したい範囲を見極めてみませんか?

あなたの会社の「規程探し地獄」が、今日で終わるかもしれません。

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