Zapierで実現~Slackのチャンネルに新投稿があったら、自動でChatworkにも転送~

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目次

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はじめに

毎日、Slackのチャンネルで飛び交う重要な情報。チーム全員がそれを見ているとは限らず、Chatworkを使っているメンバーには手動で転送する手間が生じていませんか?Zapierを使えば、この煩わしさを自動化!新投稿をリアルタイムでChatworkに転送し、情報共有のミスや遅れを防ぎましょう。ノーコードで始められる簡単設定で、業務効率が劇的にアップします。

こんなシーンでの活用に適しています

複数ツールを使い分けるチーム:SlackとChatworkの両方を使い、情報が分散している場合。

リアルタイム通知が必要な場合:緊急のお知らせやスケジュール変更を即座に全員に共有したいとき。

手動作業を減らしたい管理者:毎回コピー&ペーストする手間を省き、他の業務に集中したいとき。

リモートワークのチーム:異なるコミュニケーションツールを使うメンバーがいても、情報を一元化したいとき。

Zapierで自動化する

メリット時間節約:手動転送の手間がなくなり、1日数分のタスクが自動化。
ミスの削減:人間のミス(転送忘れや誤送信)を防ぎ、正確な情報共有が可能。
チーム連携の強化:ツールの違いに関係なく、全員が最新情報を把握。
カスタマイズ性:Zapierの設定で、特定のキーワードや条件に絞った転送も可能。
デメリット無料プランの制限:月100タスクまで(1メッセージ=1タスク)。頻繁に使う場合は有料プランが必要。
初期設定の手間:初めて使う場合、SlackやChatworkの認証設定に慣れが必要。
依存リスク:Zapierに頼りすぎると、ツール障害時に情報共有が止まる可能性。
プライバシー管理:機密情報が含まれる場合、転送先の管理を慎重に行う必要あり。
難易度・面倒さ難易度:★☆☆☆☆(1/5)
プログラミング知識は不要。画面の指示に従い、クリックと入力で進められるため初心者でも挑戦可能。
面倒さ:★★☆☆☆(2/5)
初回設定に15〜30分程度かかるが、一度設定すればメンテナンスはほぼ不要。認証やID確認に少し注意が必要。
特徴ノーコード設計:専門スキルなしで自動化が実現可能。
柔軟な連携:SlackやChatwork以外にも1,000以上のアプリと接続可能(例:Google Sheetsやメール)。
リアルタイム処理:新投稿を検知後、数秒〜1分以内に転送。
カスタム設定:転送メッセージにコメントやフォーマットを追加可能。
価格Zapierは無料プランで基本的な自動化が利用でき、月100タスクまで対応します(1タスク=1メッセージ転送)。頻繁に使う場合や追加機能が必要な場合は、有料プラン(月額約2,000円〜)を検討。詳細な料金やプランは公式サイト(https://zapier.com/pricing)で確認してください。なお、ChatworkやSlack自体の利用料金は別途必要です。

用意するもの

準備編:必要なツールを揃えましょう(5〜10分、1クリックずつ確認)

パソコンとインターネット環境があればOK。メモ帳や紙にIDやパスワードを書き留めてください。分からないときは、画面をじっくり見て次のステップに進んでください。

  1. Zapier無料アカウントを作成する(2分)

ブラウザ(例: Google Chrome)で zapier.com を開きます。

画面上部の「Sign up」ボタンをクリックします。

ポップアップが表示されたら、Googleアカウントで「Sign up with Google」を選び、表示された「許可」ボタンをクリックします。

ダッシュボード(白い画面)が開いたら、左側のメニューの「Create」ボタンをクリックして、Zapエディタ(作業画面)を開きます。

  1. ZapierでChatworkとGoogle Sheetsを接続する(2分)

Zapierダッシュボードに戻り「アプリを調べる」をクリックします。

検索ボックスに「Chatwork」と入力 → 表示された「Chatwork」をクリック → 「Connect」ボタンをクリック → Chatworkのポップアップで「許可」をクリックします。

準備が整いました! 次はZapを作成します。焦らず、1つずつ確認しながら進めてください。

実装編:ZapierでZapを構築する(10〜20分、1クリックずつ)

手順1: トリガーの設定(Slackの新投稿を検知)

トリガーとは「何かが起きたら自動化をスタートする」設定。ここでは、Slackの#お知らせチャンネルに新メッセージが投稿されたことを検知します。

  1. トリガーアプリの選択

Zapierの編集画面(Zapエディタ)が開きます。「Trigger」と表示されているのでクリック。

「App & event」欄の検索ボックスに「Slack」と入力。出てきた「Slack」アイコンをクリック。

  1. トリガーイベントの選択

「Trigger event」ドロップダウンに「New Message Posted to Channel」(チャンネルに新メッセージが投稿された)が表示されるので選択。

  1. Slackアカウントの接続

「Account」欄で「Sign in」をクリック。

新しいウィンドウでSlackのログイン画面が開くので、普段使っているSlackワークスペース(例:yourcompany.slack.com)を選択。

メールアドレスとパスワード、または「Sign in with Google」を使ってログイン。

「Allow」(許可)をクリックして、ZapierにSlackのメッセージを読む権限を与える。

Zapierに戻り、接続したアカウント(例:yourname@yourcompany.slack.com)が表示されたら「Continue」。

  1. チャンネルの設定

「Channel」欄で、転送元となる「general」チャンネルを選択。

  1. テスト実行

Slackアプリを開き、generalチャンネルに「テスト:自動化確認」など投稿する。

Zapierに戻り、「Retest step」をクリック。Slackから最新のメッセージが取得される(例:「テスト:自動化確認」)。

Slackの権限エラーが発生する場合、Slack管理者にZapierのアプリ承認を依頼。

手順2: アクションの設定(Chatworkにメッセージ転送)

アクションは「トリガーが起きたら何をするか」の設定です。SlackのメッセージをChatworkの指定ルームに転送します。

  1. アクションアプリの選択

Zapエディタで「+」をクリック。

検索ボックスに「Chatwork」と入力し、「Chatwork」アイコンをクリック。

  1. アクションイベントの選択

「Event」ドロップダウンで「Send Message」(メッセージ送信)を選択。

右下の「Continue」をクリック。

  1. Chatworkアカウントの接続

「Account」欄で「Sign in」をクリック。

ChatworkのAPIトークンが必要:

新しいタブでChatwork(https://www.chatwork.com)にログイン。

右上のプロフィールアイコン(自分の名前や写真)→「サービス連携」をクリック。

「APIトークンを発行する」をクリック。表示された長い文字列(例:123abc456def)をコピー。

Zapierに戻り、APIトークンを入力欄に貼り付け、「Yes, Continue」をクリック。

接続成功したら、ZapierにChatworkアカウントが表示される。「Continue」をクリック。

  1. メッセージの設定

Room(ルームID)

Chatworkで転送先のルームを開く(例:「全体お知らせルーム」)。

ブラウザのURLを確認(例:https://www.chatwork.com/#!rid1234567)。「rid」の後ろの数字(例:1234567)がルームID。

Zapierの「Room」欄にこの数字を入力。

Text(メッセージ本文)

Slackのメッセージを動的に挿入。以下のように設定:

「Text」欄で「/」を入力すると、Slackのデータがドロップダウンで表示される。「Text」を選択→Continue。

手順3: Zapの公開と最終確認

  1. Zapを有効化

Zapエディタ右上の「Publish」をクリック。

これで自動化がスタート。Slackの新投稿がChatworkに自動転送される。

  1. 本番テスト

Slackのチャンネルに新しいメッセージ(例:「本番テスト:緊急会議のお知らせ」)を投稿。

Chatworkの指定ルームに1分以内にメッセージが届くか確認。

よくある質問

 設定に失敗した場合、どうすればいい?

Zapierダッシュボードの「Task History」でエラーを確認し、認証(SlackやChatworkのログイン)やID(ルームIDなど)を再チェック。分からない場合はヘルプ(https://zapier.com/help)やサポートに問い合わせを。

無料プランで十分?

月100メッセージ程度なら無料でOK。超える場合は有料プランを検討し、チームの使用頻度に合わせて調整を。

なかなかうまくいかないときは?

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まとめ

Zapierを活用すれば、Slackの#お知らせチャンネルからChatworkへの自動転送が驚くほど簡単に実現します。初期設定に少し時間がかかっても、その後の時間節約と情報共有の精度向上は計り知れません。無料プランで気軽に試し、チームのニーズに合わせてカスタマイズしてみてください。もしつまずいたら、ジドウカのような専門サービスも選択肢に。業務自動化の第一歩を、今すぐ踏み出しましょう。

自社で自動化する際によくある失敗ランキング

自動化ツールを導入すれば業務が自動化され、効率が劇的に向上する——。 そう考えている企業は多いですが、実際には多くの企業が自動化ツールを十分に活用できていません。 有名な自動化ツールであるRPAを例にあげても、導入した企業の実態は理想と大きく異なった結果となっています。

RPA導入企業の約60%が「あまり活用できていない」と回答

多くの企業がRPAを導入しているにも関わらず、約60%の企業が「期待したほど活用できていない」と感じているというデータです。これは、「導入しただけでは、業務改善につながらない」という現実を示しています。

RPAの効果を実感できない要因は『RPA開発が進んでいない』

「RPAの効果を実感できていない」と回答した企業の多くが、その理由として「RPA開発が進んでいない」「他業務・他部署への展開ができていない」ことを挙げています。   「〇〇業務はツールを導入すればすぐにラクになるはず」と思って、自社で自動化に挑戦した方も多いのではないでしょうか?しかし私たちには、こんな“あるあるの失敗談”がよく届きます。

🥇 第1位:初期設定でつまずき、結局断念…

思っていたより設定が複雑で、ツールの仕様を理解する前に挫折してしまうケース。 特にRPAツールやノーコードツールは、「慣れるまでが大変」という声が多いです。

🥈 第2位:担当者が辞めて、運用不能に…

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🥉 第3位:不具合や修正対応に時間がかかる…

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